LINE(ライン)のタイムラインで通報されたらどうなる?何が起こる可能性がある?
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目次
LINE(ライン)で通報されたらどうなるの?
LINE(ライン)を使っていると、タイムラインやトークルームなど色々な場面で「通報」ボタンを目にしますよね。
LINE(ライン)の通報ボタンを使ったことがなくて、どんな機能なのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
通報されたからといって、すぐにアカウントが停止したり、警察に届けられたりするわけではありません。
ですが、ネットの口コミや質問箱を見ると、実際にLINE(ライン)の通報によってアカウント停止になっている人もいるようです。
また、アカウント停止や削除にはならなくても、月間250以上のアカウントが、LINE(ライン)から捜査機関へ情報開示されていると報告されています。
誰でも簡単にLINE(ライン)の通報機能が使えるため、何かのきっかけで自分が通報される可能性があると思うと、心配になりますよね。
この記事では、万が一、自分のLINEアカウントが通報されたらどうなるのかを検証し、解説します。
LINE(ライン)の通報機能について、
- タイムラインで通報されたら何が起こるか
- どんな罰則があるか
- 通報された時の対処法はあるか
この3つの疑問を解決できるように検証しているので、読んで役立てていただければと思います。
LINE(ライン)のタイムラインで通報されたらどうなる?
LINE(ライン)のタイムラインには、友だちの投稿が流れてきて、いいねやコメントでシェアすることができます。
タイムラインの投稿の中に、不快と感じるものや不適切だと思うものがあったた場合には、投稿の「非表示」や「通報」をすることができるようになっています。
では万が一、自分の投稿がタイムラインで通報されたらどうなるのでしょうか?
この章では、LINE(ライン)のタイムラインと、その他トークルームなどで通報された場合について解説します。
タイムラインで通報された場合
LINE(ライン)のタイムラインで通報された場合、
- 自分のユーザー情報
- 送信した直近10件までのトークメッセージ
- 通報されたタイムラインの投稿
が、LINE(ライン)の運営側に送信されます。
通報されたことや、誰が通報したかは通知は届きません。
ここから運営側で問題があるアカウントかどうかを検証しますが、問題がないと判断された場合は、特に何も起きません。
通報されたことも通知は届かないので、通常通りLINE(ライン)を使えている状態です。
問題があると判断された場合
LINE(ライン)の利用規約によると、運営側で問題があると判断した場合はアカウントの一時停止をしたり、悪質で緊急性が高い場合はアカウントの削除ができることになっています。
利用規約
13.禁止事項
13.6. 同一または類似のメッセージを不特定多数のお客様に送信する行為(当社の認めたものを除きます。)、他のお客様を無差別に友だちまたはグループトークに追加する行為、その他当社がスパムと判断する行為。6.サービスの提供
6.4. 当社は、以下のいずれかに該当する場合、あらかじめお客様に通知することなく、本サービスの全部または一部の提供を中止することができます。
引用:「LINE利用規約」
また、複数アカウントから名指しで通報された場合は、悪質と見なされてアカウントの停止や削除の対象となる可能性が高まります。
トークルームで通報された場合
タイムライン以外にも、トークルーム・知り合い・知り合いかも?のページなどで通報ができます。
トークルームで通報されると、
- 自分のユーザー情報
- 送信した直近10件までのトークメッセージ
- 通報されたトークメッセージとその前後に送信した9件までのトークメッセージ
が、LINE(ライン)の運営側に送信されます。
これも運営側で問題があると判断した場合、アカウントの一時停止や、アカウントの削除・凍結をされる可能性があります。
トークルームでの通報の場合、通報と同時にブロックができるようになっているので、通報された時点ですでにその通報者にブロックされているかもしれませんね。
オープンチャットで通報された場合
2019年8月から、LINE(ライン)でオープンチャットの機能ができましたが、ここでも通報の機能があります。
オープンチャットで通報されると、オープンチャットアカウントの一時停止や停止・強制退会といった処分を受ける可能性があります。
オープンチャットの通報に関して詳しくは、下記の記事を参考にしてください。
タイムライン・トークルーム・オープンチャットと、いずれの場合も、アカウントの停止や退会処分になると、そのアカウントを作る時に使った電話番号でLINE(ライン)のアカウントを作りなおすことができなくなります。
相手に不快な思いをさせたり、迷惑行為と思われるような投稿やメッセージを送信しないよう、十分に気を付けましょう。
通報のやり方は?なぜ通報された?
通報のやり方は簡単で、「タイムラインの投稿」→右上のメニューマーク「…」→「通報」でできます。
タイムラインで通報する場合には、通報する理由を選んで送信することになっています。
通報される理由
LINE(ライン)のタイムラインで通報される理由には、
- スパム、宣伝目的
- 性的いやがらせ、出会い目的
- 迷惑行為
- その他
が考えられます。
特に、未成年者に危険が及ぶような迷惑行為は、悪質と見なされてアカウント停止や情報開示などの処分になりやすいようです。
参照:LINE公式「Transparency Report」
通報されたあとは何が起こる可能性がある?
LINE(ライン)のタイムラインなどで通報されると、ユーザー情報などがLINEの運営側に送信され、問題があるかどうか調査されます。
調査の結果、問題があればアカウントが予告なしに停止・削除され、問題がない場合は特に何も起きません。
ですが、もしもLINE(ライン)で問題がないと判断されたとしても、それで終わりというわけではありません。
本当に悪質だと思って相手が警察に届けた場合は、LINE(ライン)は情報開示の要請に対応することになっています。
LINEの情報開示
LINE(ライン)公式で発表されている「LINE Transparency Report」によると、LINE(ライン)に対する、捜査機関からのユーザ情報開示・削除要請は、2019年7~12月の6ヶ月の間で1400件近くの要請があったと報告されています。
ほとんどは削除要請ではなく情報開示の要請で、そのうち現段階では80%近くの要請に対応しているということです。
つまりは、LINE(ライン)の月間アクティブユーザー100万人のうちの約16.7アカウントの情報は、捜査機関に開示されているということになります。
参照:LINE公式「Transparency Report」
総務省の情報開示
2020年4月から総務省では、「ネット中傷者の情報開示」を氏名や住所の他に電話番号も開示できるような環境整備をする方向で検討されています。
これらのことから、LINE(ライン)を始めとするSNSやチャットツールでは、必要に応じて情報開示要求に応え、また総務省でもネットの被害者を保護する動きになっていることが分かります。
もしも、「自分がLINE(ライン)で通報されるかも」と思うような行為をしているのであれば、今後はさらに取り締まりが厳しくなるので、通報されるような迷惑行為はやめましょう。
通報されたらどうすればいい?対処法はある?
では万が一、LINE(ライン)のタイムラインなどで通報されてしまったらどうすればよいのでしょうか?
通報された場合にどうすればよいか、その対処法について検証します。
通報される心当たりがない人
思い当たることもなく、いたずらで通報されたと考えられる場合は、近頃知らないアカウントから友だち追加されていないか確認しましょう。
迷惑・スパムアカウントから友だち追加されていたら、そのアカウントを通報&ブロックしましょう。
変なアカウントからの友だち申請をなるべく拒否する方法があるので、参考にしてください。
1.電話番号で自動登録されないように設定する
「設定」→「友だち」→「友だちへの追加を許可をオフ」で設定しましょう。
2.IDで自動登録されないように設定する
「設定」→「プライバシー管理」→「IDによる友だち追加を許可をオフ」で設定しましょう。
3.友だち以外からのメッセージ受信拒否を設定する
「設定」→「プライバシー管理」→「メッセージ受信拒否をオン」で設定しましょう。
いたずらで友だち追加されることが増えてきたら、まちがって通報されないように、念のため以上の設定をしておくことをおすすめします。
通報される心当たりがある人
あたり前のことですが、通報されてしまうような迷惑行為をやめましょう。
2020年6月頃から、総務省のネット中傷者への情報開示が、これまでよりも簡単に多くの情報を開示できるように検討され始めました。
そのため、ネット環境で迷惑行為をおこなっている人が、今までよりも特定されやすくなってきました。
誰もが安心してLINE(ライン)を使えるようにするための通報の機能なので、利用規約に触れないような安全な利用を心がけましょう。
もしもタイムラインなどで通報されて、自分のアカウントが停止されてしまったら、停止の取り消しをLINE(ライン)に問い合わせることは可能です。
ですが、アカウント停止の取り消しは難しいでしょう。
アカウントが停止され、LINE(ライン)から強制退会させられてしまったら、新しいアカウントを作りなおすしか方法はありません。
そのアカウントをつくる時に使った電話番号は再度使えないので、新しい電話番号でアカウントを作りなおし、また通報されないように安全な使い方を心がけましょう。
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