
「LINE Search」LINEが検索エンジン事業に再参入。インフルエンサー検索も。
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LINE Searchは2019年7月頃サービス開始予定!
LINEは2019/6/27に大規模なカンファレンス「LINE CONFERENCE 2019」を開催しました。
その中で発表された新サービスとして「LINE Search」があり、以前「NAVER」として参入していた検索エンジン事業への再参入となります。
検索エンジンサービス「LINE Search」は、2019年7月より順次サービスを開始することが発表されています。
LINE Searchはコミュニケーションとコンテンツの統合検索エンジン
LINE Searchは「Communication Search」としてLINEのチャットやオープンチャット、公式アカウント、タイムラインなどといったコミュニケーション情報の検索機能を備えます。
「Contents Search」としてはLINE NEWS、LINE漫画、LINE MUSIC、LINE Shopping LINE CONOMIなどのLINE系情報サービスが検索できるほか、TwitterやInstagram、YoutubeなどのSNSで活躍する「インフルエンサーサーチ」機能も備えており、SNS検索的なスタイルで検索を行うことが可能になるようです。
LINE Searchは一般Webサイトや画像、人物、映画などGoogleなどで検索できる情報も取得可能
LINE Searchは統合型の検索エンジンとなることが発表されており、GoogleやYahooの検索画面と同様、Webサイトや画像、人物、映画情報など、幅広い情報を取得することが可能になります。
カメラで写した内容の表示や、QRコード検索、位置情報検索といった機能も統合されており、Google検索+SNS検索が融合した、統合的な検索エンジンとなるようです。
LINEグループ運営サイトはLINE Searchで優遇される?
LINEグループで運営されている「ライブドアブログ」や「LINE Blog」などといったブログサイトは、「LINE Search」上で上位に表示されるなど優遇される可能性があります。
LINEは国内最大級の利用者数を誇るSNS・総合サービスであり、トーク一覧画面やホーム画面などユーザーがよく見る画面にLINE Searchが露出されれば、強大な宣伝効果を生みます。
LINE Searchの利用者が順調に増加し、Bingを超え、GoogleとGoogleのシステムをベースに独自カスタマイズされた検索結果を使用しているYahoo!Japanのシェアに迫る勢いでLINE Searchが利用されれば、LINE Searchに向けた検索エンジン対策ノウハウなどが出回っていくことも予想され、検索エンジンやインターネット業界に地殻変動が起きそうです。
LINE Search連動広告枠は用意されるか?
Google検索の主要な収益源のひとつ「Google広告」は、検索エンジン連動型広告と呼ばれ、ユーザーが入力したキーワードに合わせて、その意味を読み取った広告が表示されるものです。
ユーザーニーズにマッチしている率が高いため、広告としてはクリックされやすく、大きな収入源になります。
LINE SearchでもGoogleやYahoo!Japanと同じように、検索エンジン連動型広告を用意してくる可能性があります。
LINE Searchの人気が高まり、大きなシェアが見込めるようになれば、企業のマーケティング担当者にとっては、無視できない存在になりそうです。
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